オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

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p-641.jpg「なあ、ハック。その猫いつ使う気だ?」
「今夜さ。今夜悪魔たちがホス・ウィリアム爺さんを連れにくるだろうから」
「でも埋葬は土曜日だったじゃないか。土曜の夜に連れていったんじゃないの?」
「何言ってんだ!真夜中までは魔法が効かないんだぜ。で、真夜中になったらもう日曜だろ?悪魔は日曜にうろうろしたりしねえと思うぜ」
「そいつは考えなかったな。そうだよなあ。なあ、俺も行っていい? 」


神に召されて天国へ行けるよう教会に埋葬されたはずのホス・ウィリアム爺さんなのに、この子たちは悪魔が連れに来ると信じてる。
それがどうにもおかしくて堪らない!!

「トム・ソーヤーの冒険」は今さら説明するまでもない世界の名作であります。
子どもの頃にアニメの「トム・ソーヤーの冒険」が大好きで何度も何度も繰り返し見たわたしにとっては、夏が近くなるこの季節になると妙に懐かしく思える作品です。
しかし先日、今さらながらこの本を初めて読みました。
予想以上に面白くて、とても子ども向けとは思えない、大人こそ楽しめる本なのじゃないかとさえ思える1冊だったのです。
主人公トムの個性もさることながら、ハックとの関係がアニメを見ていた時よりも意外とドライなところがあったり、ポリー伯母さんの愛情深さやシッドとの関係など発見も数多くありました。
また南北戦争前のアメリカで人々がどんな風に生きていたのかを垣間見られるところも興味深く、アニメの声で脳内変換されるセリフの数々のおかげで一気に読み終わりました。

この話の特に大きな事件であるマフ・ポッターの事件(上のセリフのやり取りの後、彼らが目撃してしまう村を揺るがすような大事件)以降は特に顛末を知っていてもハラハラドキドキします。
かつて自分も子どもだったことを思い出させ、時におかしく、時に懐かしい。そんな気持ちにさせてくれる夏休みの思い出のようなキラキラした作品だと思います。
子どもだった時代はそれぞれまったく違うというのに、この時代を超えた感情は作品の普遍的なテーマがあるからなのだと思う。
今の子どもたちもこんな経験をしているのだろうか。そうだとしたら嬉しいな。












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