オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

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昨日まで2泊3日で北京に行ってきました。
いろいろと問題の多発している日中間ですが、中国に行くたびに感じることがあります。
日本でも中国でも国内で抱える様々な問題に直面して人間は生きていて、どんな人も他人には理解してもらえない悩みがあるんだなあって。
中国の人と話す時は片言どころか、ほとんどボディーランゲージですが、行くたびにわたしはすごく元気をもらいます。
日本で凹んでクタクタになって泣きそうな毎日だったとしても、わたしのことなんて全く知らない、日本の常識では図れないヘンテコな中国の人たちが、社会主義の国なのに自由でのびのびしているように見えて、自分を雁字搦めにしていた日本の常識を吹き飛ばしてくれる。ホントはあの人たちもわたしと同じように何かに怒ったり困ったりしているのに違いないのだけど。

常識やマニュアルや暗黙の了解なんてものは、時に何も考えないで楽に生きられるものだけど、時に自分のことを縛り付けて自由に生きたいと思う心を無視してしまう。
日本人らしい気遣いや相手を尊重するっていう習慣はとても素晴らしい。でも自分を大切にすることも相手を敬うことと同じぐらい必要なことですよね。自分を大切にすることの本位を勘違いしてしまいがちな空気が、今の日本にはあるような気がしています。

今回わたしが北京で出会った人たちは、すごく親切で楽しくて優しい人から、道端で喧嘩を吹っ掛けるおじさんや、突然怒鳴る怖い係員まで、色んな人がいました。
「日本人に対して商売っ気を出す人ばかりだから気をつけて。お金をだまし取られないようにしなさい」
って中国人が言うんです。どんだけ無茶苦茶なんだ(笑)って思う。でも、それが中国で生きることなんだとも思う。
決められたことを守っていたら、いつまでも貧乏で苦しいままなのかもしれない。人のことを考えるよりも、明日の自分の生活を考えないといけない毎日なのかもしれない。人としての善し悪しよりも、生きることが何よりも優先される環境なのかもしれない。
わたしにはわからない、彼らの生活があり主張があるのでしょう。わたしの中の常識で、その人たちのことを決めつけてはいけませんよね。
ただ、彼らはわたしが日々出会っている日本人よりも、ずっと活力に溢れた力強さを持っていて、それに触れたことが、結果、わたしに心の元気をくれました。


主張ばかりして相手を気にもかけない自分勝手な国というのが、日本人が持っている中国の総体的なイメージのひとつかなと思います。
だけど本当にそれで良いの?
反日教育が方針らしい中国や韓国にだって、日本人に親しみを持って接してくれる人は必ずいるじゃないか。日本は反中、反韓教育なんてないけど、気づけば近ごろそんな風潮が色濃くなり、すごく嫌悪感を持って話題にするのも嫌がる人だっているよね。
何でだろう。
それは人間が生きてるから。他人から押し付けられた常識に従わなくてもいい“心の自由”があるからじゃないだろうか。
“心の自由”を無視しないことが敬うことだとするなら、わたしは日本人だって自分や相手を尊敬して大切にする気持ちを失いつつあると思います。
決まりごとの中の気遣いは所詮ルールでしかないけれど、気持ちから生まれた思いやりは優しくてあたたかいものだと思う。
たとえ経済的に裕福になっても、心が裕福になるほうが難しいのだと実感します。

相手が言いたい放題なんだから気遣う必要なんてない。こっちも言うまでよ!みたいな態度は、褒められたもんじゃない。
所詮それは相手と同じ。

日本も見習えとは言わないけれど、やりたい放題(に見える)中国から学ぶことも多いなって思います。
少しぐらい枠から外れた人も認められるぐらいの余裕が欲しい。意見の一方通行にならないようなディスカッション出来るような環境を作れたら、みんなもうちょっと楽に呼吸して余裕が出来るんだろうなって思う。そしたら相手に振り回されず、自分らしい心遣いや生き方が出来るのじゃないかな。
日本人が親切で穏やかで平和を好む民族だと自負する(しているように思う)なら、何よりも心の長者にならないとダメだし、言いにくいことも言わないといけない事態だってあるでしょう。
実際それはかなり難しいチャレンジだと思う。でもそれをやってきた日本人はいて、そのお陰でわたしたちはある一定の信頼を得ているのです。感謝の気持ちを持って、自分たちもまた同じように積み重ねていけば、わたしたちはもっと存在感を持てると思う。世界中から尊敬される日本になっていけると思う。
国はひとりひとりの人間が造っているのだと忘れてしまわないように。自分が生きている国を胸を張って自慢できる場所にしたい。

一面だけで相手を否定しないこと。思い込みで決めつけないこと。せっかく近くなれるかもしれない機会を、些細なことで潰したくないです。
自分だけは忘れたくない。相手がどう思っているかじゃなくて、自分が感じた気持ちを無視しないで大事にしようって思います。












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