オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

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キム・ヨナすごい良い演技だった!!!
あのプレッシャーの中、よくあれだけの素晴らしい演技をしたと思う。いやあ~すごい精神力と実力。彼女の演技に文句はない。
正直、今回の男女シングル全部合わせても、彼女が一番パーフェクトで高度な技をも取りこぼさなかった。金メダルに文句なし。ほんと良くやったよ。凄いとしか言いようがない。

しかしだ。

 150点って何だよっ!

いくらなんでもこの点数おかしい(笑)
演技が終わって肩を震わせて涙してる姿はすごく人間的だった。彼女の両肩にはすごいプレッシャーを感じていたはずだけど、滑り切った時は心から拍手してたし、表彰台の一番高いところで喜びの笑顔を見ても、やっぱり今回の金メダルはふさわしいと思う。
だけど、この異常な点数。せっかくキム選手が素晴らしいプログラムを見せたのに、逆にしらけるわ・・・。加点合計が17.4点もあるんですから、どんだけよ(笑) この加点ぶりは男女選手の全部合わせた中でもダントツですな・・こりゃ勝てない(笑) 5コンポーネンツも9点台って(笑) あの点数出せるのなら、高橋大輔にこそ出していただきたいものだ。

浅田選手には失敗があったのでそこの減点は仕方がないとしても、加点合計が8.82点。8.82点の加点も十分高いんだけど・・・。キム選手の加点ぶりには閉口してしまうよ。これじゃ浅田選手がいかに完璧に滑ったところで勝てるわけない。
キム選手が完璧に素晴らしく滑り切ったのは確かだけれど、審判がつけた点数はあからさま過ぎて、むしろ白々しい。あの演技なら金メダルで間違いないんだから、普通につければいいじゃないか。試合としては本当に面白い内容だったんだけど・・・黒いものを感じずにはいられないジャッジメントの前には、素直にキム選手、ロシェット選手を讃えられないです。(浅田選手とロシェットとの点差がなさすぎだ・笑)
しかしこの得点のつけ方・・笑えるな。3アクセル2回決めた浅田選手の偉業は、この逸脱した点数にかき消されそうな勢いだ。

審査方法は悪いとは思わないのよね。一つ一つのエレメンツに点数をつけていくことは悪くない。ただ、審査員の好みで上下させられる部分が大きすぎることや、誰が何点をつけたかを公にならないシステムは疑いを多く持たれても仕方がない。
魔物がいると表現されるオリンピックの舞台で完璧に決めたことを評価するのなら、魔物がいるオリンピックの舞台で3アクセルを2回も成功させたことも評価していただきたい。
口々に「これはあり得ないすごいことなんだ」って、みなさん言いますが、実際その凄いことを証明するものは何もない。ジャッジに「3アクセルは単なるエレメンツの一つにすぎない」とまで言われたら、限界に挑んでくる選手はバカだって言ってるようなもの。

凄いことなんですよ。本当に。世界で浅田選手しかできない。浅田選手だから出来る。男子選手だって同等のチャレンジを出来る人は、ほんとごく稀です。3アクセルさえ決められない男子選手もいると言うのに。なんかさあ・・
だけど今の採点方式では、技術の完璧さを評価する項目はあっても、誰も出来ないことを成し遂げたことを評価する項目がない。そこが本当に悔しい。

インタビューでも「悔しい。自分のプログラムに満足していない。3アクセルを2回決められたことだけが良かったこと」と言っていました。

ノーミスで滑ることが出来なかった自分を不甲斐なく思っているんだね。完璧に滑るってそれぐらい難しいことなんだね。
誰も出来ない技を決めたところで世界のトップにはなれない。こんな不思議なスポーツってあるか?ってわたしなんかは思ってしまう。
でも彼女はそう思ってない。
3アクセルも含めたすべてのエレメンツをパーフェクトにすることが彼女の望みなのだから。納得のいく完璧な滑りをして世界一になることが浅田選手の望みなんだろう。
表彰台でもあまり笑みが見られなくて、なんか切なかったよ。この気持ちは19歳の女の子には重すぎる。でもそれを受けようとする気持ちの強さの証でもあって、この人は本当にプライドを持った素晴らしい選手だと感じました。本当に19歳なのか?って思いたくなるほど、誇り高く、誰よりも自分に厳しい王者の顔が見えます。


3アクセル2回を決めきったという、女子では最高難度の、世界で彼女しかできないこのすごい結果を持ってしても頂点には立てないのね。プルシェンコじゃないけど「もはやフィギュアスケートの発展は止まった。3Aなんて要らないんだ」って言いたくなる。
そんな思いわたしは、古い採点方式の時代が染みつき過ぎているのかもしれない。
トリノ銀メダリストのサーシャ・コーエンはSPの結果から、キム・ヨナの演技の方が上だとしながら、でも自分が選手だったら3アクセルを決めて2位なんて納得いかない、って言ってた。タラソワも「ジャッジは選手側につくべきだ」って発言するぐらい、今の採点方式は国の思惑に左右される不確かなものになっているんだと思う。
採点方式なんてどんな競技でもそうなんだから、いまさら何を言おうが確実なものではないのだけど、伊藤みどりの登場で女子フィギュア界は氷上の芸術からスポーツへと大きく発展してきて、そして今、キム・ヨナの出現でより確実で美しい演技へと大きく舵を取った。この舵取りの未来はどんなものになるのだろう。

浅田選手のあの演技で勝てないなら、他の誰でも勝てるわけないので。
トリノ五輪の金メダルが191点台で、今回の228点? たぶん今後、女子で4回転が普通に跳ばれるようにならない限り、記録更新は無理だと思う。それにこの採点システムが取り入れられてわずかな期間なので、史上最高得点と言われてもあまりピンとこない。

ヤグディンとプルシェンコが熾烈な争いを繰り広げていた時代。男子フィギュアは最高に面白かった。浅田選手とキム選手の闘いも、やはり同じように女子フィギュアを面白くしていると解説者が言ってましたな。
うん。それはそう思うよ。
ただし、それは浅田選手が挑戦し続けてるからそうなっているのであって、もし他の選手たちが高度な技術への挑戦をやめてしまうようなら、きっと面白さはなくなる。
いや、みんなが完璧な演技をするようになったなら、高度な技を持たなければ勝てない、っていう時代にまたなっていくのかもしれん。その繰り返しで今日があるのかもしれん。
しかし「4回転を跳ぶ意味がわからない」とか言う男子選手が出てきているだけに、この流れでは女子3アクセルどころか男子4回転さえも消えていくかもしれない。そんな風に思うこと自体が残念なのだが、そんな風潮にあっても、日本人選手たちが安全策に出た試合をしなかったことが嬉しい。みんなすごいチャレンジャーだった。
何にチャレンジするかはそれぞれだと思うけど、いま世界の中で最高難度の技に挑戦しているのが日本人っていうことが本当に嬉しい。今まではそれが海外のトップ選手だったから。でも今は日本人が世界のレベルを上げる原動力になれる。すごいことだわ。

特に今回の鈴木明子選手。素晴らしかったですね!
あの演技の迫力はホントに身震いしましたよ。浅田選手、安藤選手が注目を浴びる中、彼女はいつもおまけ的な扱いをされてしまって可哀そうだった。でもあの演技には滑る喜びがあふれていて、オリンピックっていう特別な舞台でものすごく輝いていた。一つ一つの動きもよくキレていて、加点7.4点は納得。
それからアメリカの2名。長洲未来ちゃんとレイチェル・フラット。彼女たちもすごかったわあ。若さあふれる伸びの良い演技。特に未来ちゃんは、これは・・・ロシェット抜ける!!って思ったよ。実際、技術点は抜いてたしね。ロシェットで130点台出るなら、未来ちゃんも130点台出てもおかしくないと思った。これは次の大会が楽しみだな。

太田由希奈ちゃん「銀盤の女王は銀なのかな」ってうまいこと言うな。
わたしの中でもトリノで金を獲った荒川さんより、あの時代の女王はスルツカヤだもんな。二人とも技術点満点を出した人だけど、いろんな意味を含めてスルツカヤは最強女王にふさわしかった。
キム・ヨナも女王にふさわしいと思う。本当に素晴らしいスケーターです。でも自分で出したこの最高得点を更新するには、女王でい続けるためには、彼女もやはり挑戦し続けていかなければいけないわけで。最高峰が今日の出来映えだとしたら、彼女にはもう伸びしろがないことになる。キム選手のこれからの挑戦はどんな形で見られるのか期待したい。世界選手権二連覇で引退→プロ転向とか言われてるけど、オリンピック二連覇目指して欲しい。
その点でいくと浅田真央にはまだまだ伸びしろがある。今日の反省を明日の挑戦に変えていける力がある。そして最高の技を入れた演技で女王になってほしい。今日はその通過点。
現役に復帰して採点方式に問題提起したプルシェンコにもビックリしましたが、持てる自分の演技すべてでそれを乗り越えようとする浅田選手の健気さにも泣けてきます。
ルールや思惑に左右されない彼女の最高峰を見られる楽しみがあるということは、フィギュアを愛するファンにとってこの上なく幸せなことなのかもしれない。

はじめまして。
力のこもった文章、
読み応えありました~。

キムヨナは、普通に納得できる採点であったなら、
彼女が金メダルであることに拍手がおくれたのに残念です。

せっかくの素晴らしい演技にジャッジが泥を塗っていると思う。

ロシェットの点も、
いくら地元であっても、
同情すべき事情があっても、
おかしすぎる。


もしかしたら今大会で真央ちゃんとキムヨナを脅かすかな~と思ってたアメリカの若手たち、
バンクーバーには間に合わなかったけど、
ソチではこわいですね。

2010.02.26 18:59 URL | てんぼう #- [ 編集 ]

こんばんは。
偶然通りすがった者ですが(しかもにわかフィギュアファン)おっしゃることに深く共感してしまい思わずコメントしてしまいました^^

>そんな風潮にあっても、日本人選手たちが安全策に出た試合をしなかったことが嬉しい。みんなすごいチャレンジャーだった。
何にチャレンジするかはそれぞれだと思うけど、いま世界の中で最高難度の技に挑戦しているのが日本人っていうことが本当に嬉しい。

本当にその通りです。

あのスーパーインフレ得点を目にしてすぐ滑らなくてはいけなかった真央ちゃんの心情を思うと…。
キムヨナの滑りは完璧だったし金メダルに充分値するものだと思うけど、真央ちゃんはこんな理不尽な思いを抱えてここ数シーズン滑ってきたのかとホント涙が出そうになりました。
実質2強と言われながら、滑る前にジャッジに金メダルを否定されたようなものじゃないですか?? たとえ超ハイリスクなトリプルアクセル何度跳んでも無理なんだよって。

それでもトリプルアクセルに挑戦せざる負えない状況、ミスしたら待ってましたかのように減点…素人目にはなんだかハメられたように見えてしまいました。。

そんな中でも自分の限界に挑戦して可能性を追い求め続ける真央ちゃんは本当に素晴らしい。
日本選手をサポートする気があるんなら、スケート連盟は厳重に採点方式に抗議すべき!(してんのかもしれないけど伝わんない)
そんな協会の姿勢がまた選手に力を与えるんだと思います。今のままじゃ悲壮感漂いすぎだよ。そんなの彼女に似合わない。

長々失礼しました。

2010.02.26 23:17 URL | zundamochi #- [ 編集 ]

>てんぼうさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
お返事が遅れてしまい申し訳ありません。

本当に、せっかくの素晴らしい演技を台無しにしてしまう得点でしたよね。
あの舞台で一生懸命に演技した選手たちが本当に可哀そうです。
審査員はスケート選手の経験がない人も含まれているということですから、何と言いますか・・・選手の努力を踏みにじっていることに心が痛まないなんて人としてどうかしていると思います。

それにしても、アメリカの若い選手たち楽しみですよね。
長洲選手、フラット選手、そして今回出場していませんが、キャロライン・ジャン選手も楽しみで仕方がない選手たちです。

2010.03.01 22:40 URL | USA #- [ 編集 ]

>zundamochiさま
こんにちは。コメントありがとうございます。
以前から採点システムには疑問が多く言われていましたが、今回のオリンピックはそれがフィギュアファンだけでなく世間一般に認識される羽目になってしまいました。
まったくどういう感覚なのか理解できないですね。
いずれにしても、選手たちはこの日を目指して努力を重ねてきていることに違いはなく、観客は審査に惑わされることなく、自分の感性に従って競技を楽しむことが一番正しいのだな、とつくづく思った大会でした。

2010.03.01 22:43 URL | USA #- [ 編集 ]












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