オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

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わたしにとって初のモンブラン万年筆。ドイツのメーカーですのに・・Mont Blancってフランス語じゃあございませんこと?(そもそもモンブランってフランスとイタリアの間にある山ですもんね。フランス語なのは当たり前かもしれん。イタリア語だとモンテビアンコ。)
モンブランの白いマークは、モンブランに積もる頂上の山をてっぺんから見た模様なのだそうです。西ヨーロッパ最高峰の山=最高峰の品質という意味を込めてメーカーのシンボルとなったそうです。(←本の受け売り知識そのまま・笑)
まあ、そんな意味も知りませんでしたが万年筆=モンブランというのは何故か刷り込まれており、不思議なもんです。特に日本人はモンブランを好むらしい。
とは言え、そうそう簡単に手を出せるようなお気軽なものでもなく、また自分自身を見たときに高級品をサラッと使えるような器でもなく・・・。モンブランの万年筆はおじさんの使うものだと勝手に思ってました。
ブランドとして一つの分野を確立した歴史と存在感はそれぐらい威力のあるものに感じてしまうんですねぇ。。
そんなこんなで、テリトリー外だと思っていたモンブランの万年筆が不意にやってきました。
黒いぷっくりしたペンばかりかと思っていたのですが、戴いたペンは細い華奢な赤い万年筆。ステキ~~~。一目でその知的な佇まいにうっとりです。マークも控えめに三箇所(三箇所なのに控えめという言葉が妥当なのかわかりませんが・・)。

たぶん黒のカートリッジが2本入っていたのですが、変色してしまって金色になっていました。これはもう使えないだろうと素人目にもわかるようなものでしたので、持っているコンバータを試してみることに。
ヨーロッパタイプのカートリッジなら・・とロットリングのコンバータを試してみたのですが太さでアウト;; ペリカンはokでした。うふ^^
さてお次は・・・モンブランのインクというと持ってるのはジュ・テームかlove youか。赤いインクはお掃除が大変なので、できれば使いたくない。でも他の色は持っていない。。
そんな時は一番お気に入りのペリカンで行くのだ~o(*・ ・*)ノおぅ! ペリカンのロイヤルブルーを入れてみました。

万年筆の青インクって不思議な魅力があります。毎日使っても飽きない普遍的な色、という感じです。黒もそうなのかもしれませんが、万年筆の黒はこってり黒くてわたしの好む色とは少し違う。青いインクの方が落ち着きます。それは横書きで文字を書くからかもしれません。
縦書きの時には、筆の勢いと色の濃淡を味わえる墨のような黒が理想です。
文字を書くということは言葉を紡ぐということ。縦書きと横書きでは同じ言葉を書いても勢いが違います。
日本語は縦書きの言語であるから、黒い墨の色が似合い、また流れるような美しい線を生み出すのかもしれません。

さて。モンブランのこのペン。ネットの海で見かけた情報からノブレスという名前かと思いましたが、どうやらSラインというのだそうです。見た目ソックリなのに、ややこぃのぅ。。ややこぃ名前のことはもう置いといて。(教えていただいたサイトにカタログが掲載されておりましたので、勝手ながらご紹介させていただきますo(_ _)o)
この赤い美女は、その知的なルックスに反することなく、ものすごく知的な書き心地してます。後れ毛の1本も許ないアップスタイルヘアにカッチリとしたスーツ着てるデキる秘書、しかし女性的な心遣いは忘れません!的なイメージ。(余計わかりにくい?)
いや、正直ね。。万年筆の書き心地を言葉で表現するのは難しいとですよ。
ワインの味を“羊の鼻の頭のにおい”とか言うソムリエさん、その苦労はお察ししますぜ・・と思ってしまう。(お酒飲めないのでわかりませんが、あるジィがね・・こんな話をしとったんですよ。羊の鼻の頭のにおいなんて嗅いだことないし!)
つまり実際に飲んだことがない人、書いたことがない人には想像もできん、というこってす。
しかし表現者は“実際”を経験したことがない人にも、その感覚を伝えなければなりません。モノカキならば言葉で、役者なら演技で。そういう職業なのです。無から有を創り出す。だから表現者と呼ばれるのですな。
と言うことで、表現者に憧れる凡人は下手に書き味の説明などせず、万年筆から想像するアレコレを書くことにしているのです。


で。このペンを見ていてふと思ったこと。
女優マレーネ・ディートリヒ。マレーネを形容する言葉として“ハンサム”と言うのがありました。
ドイツ人でありながら、ナチスに反抗し、ヒトラーからの帰国命令をも拒絶したという強い意思を持った女性です。権力に媚びず、「裏切り者」と呼ばれながらも慰問の為戦地を訪れ、優しくも凛とした姿勢で混乱の時代を生きた美しさこそ、わたしは“ハンサム”と呼びたい。
美しく、堂々とした品のある佇まいがこのペンにも見られます。

“リリー・マルレーン”が戦地に流れるとき、敵も味方も関係なく、この歌に聴き入り涙を流したと言います。
この曲はもともとララ・アンデルセンという歌手が歌っていました。オリジナル歌手であるララ・アンデルセンの人生もまた過酷でした。ドイツ人であるにも関わらずゲシュタポに追われることになるのです。そして彼女を救ったのも“リリー・マルレーン”でありました。
ララが歌うリリー・マルレーンは“Lili Marlen”と綴り、マレーネが歌うリリー・マルレーンは“Lili Marleen”と綴ります。様々な“リリー・マルレーン”が聴けるサイト
放送禁止となり、原盤の廃棄をさせられたララ・アンデルセンの原曲や、コンサート?で歌うマレーネの歌が聴けます。興味のある方はどうぞ。












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