オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
うーん・・・
総指揮が關錦鵬(スタンリー・クワン)、美術にウィリアム・チャン、ヒロインが關之琳(ロザムンド・クワン)で呉鎮宇(ン・ジャンユー)が出ている!ってことで、意気込んで借りてみました。
あ~、スタンリー・クワンだなあ~ ウィリアム・チャンだなあ~って感じのする映像ではあったのですが、見終わった後のなんとも言えないモヤモヤ感。。。
かつて華やかな青春時代を送ったヒロインが、今は平凡な家庭の中に埋もれ年を重ねていくことに恐怖心を持ち始め、その中から這い出したいともがく・・・簡単に言ってしまうとそんなストーリー。

ヒロインはエニー(愛[女尼])は、かつて誰もが知る街一番の美女としてもてはやされていたのですが、新聞記者と結婚し今は冴えない毎日を過ごしています。
お金持ちと結婚して贅沢にやってるかつての自分の取り巻きたち。お土産などと言って高級なプレゼントを貰ったり、自分の誕生日パーティーを豪勢に開いてくれたり。それに対して「昔は自分の金魚のフンだったくせに…」とか思ってるわけです。
唯一、毎日通っている理容店で新人の時から自分を担当している若い理容師・阿華(フォレス・ウォ)といるときだけが落ち着ける。(その理容師がカットしてくれたヘアスタイルが一世を風靡し彼女は店の看板になったという、流行を作ったコンビなわけです)
とても気の合う2人だったんだけれども、10年間お客と理容師という一線を越えないから安定を保っていられた。しかし、理容店が突然閉店することになり、その均衡は破られます。2人の距離は急速に近づいて、それが結果として互いの道を行くことに・・・・

確かに、ロザムンド級の美女が共同風呂のアパートに住んでいて、旦那さんの少ない稼ぎに満足できず、収入に見合わない贅沢したりトとか、、、まあ、そんな暮らし不釣合いだよなあ~って雰囲気は満々します。過去の栄光にしがみ付くことで何とか見たくない現実を生きているって感じで、プライドの高さは人一倍。
でもねでもね。(彼女にとっては)不甲斐ない夫かもしれんが、すっごく優しくて、一生懸命マジメに家族のために働いてる。わかってるのに、エニーってば悪態ついてすごい悪口言ってさ、ジャンユー可哀想(T T)
月給1500元の夫が2000元もの貯金をはたいて買ってくれたフェラガモの靴に文句つけるくせに、阿華にはプレゼント何がいい?って聞かれて「髪を洗ってくれればいいよ」って言うの。
むっかぁぁぁぁーーーーー!いくらなんでもそれはないっしょ。酷いっっ なんでそんなこと出来るのさっっ!
阿華から「君は誰よりも優しくて思いやりがある」とか言われて微笑んでたけど、うそつけ!優しくて思いやりのある人があんな悪態つけるかぃ!
家族ってことで甘えが出てるのかもしれんが、なんか気に食わん。

「お互いに上手くいかないことを親のせいにして惨めね」とか言っちゃってさ、いきなり娘と夫を置いて家を出て行くなんて唐突すぎやろ~
妻が出て行くのを止められないとわかっていて、それでも夫は「誕生日プレゼント昨日渡せなかったんけど・・・」ってブレスレットをプレゼントするんです。「お守りになるから」って。。リストラされるかもしれないのに、お金も持っていけって・・・(さすがにこれは断ってたけど)

「贅沢させてくれないから」っていう理由だけじゃないと思うけども、少なくともたくさんいた求婚者の中で一番冴えない人と結婚させられたことは彼女の中でずっと不満だったわけだ。
夫も美しい妻と結婚したものの、彼女に対して満足な暮らしをさせてあげられなかったこと、自分が何も与えられなかったってことをずっと負い目に感じていたりして、なんだかなあ。。。
もしアメリカにいる夫の母親が生きていて、夫婦でアメリカに行けてたら現実は変わっていたとでも思ってるのかな。
まあ、この別れのシーンにある意味「他人のせいにばかりしてきたから」っていう答えがあるわけだけれども、この後、家を出たエニーは理容師と一緒に住むつもりで、嬉しそうに兄の部屋だったところをお片づけしてるのね。
ここでチラリとも家族のこと思わないのかな?夫はいいとしても娘のことは忘れられるの?仮にも母親でしょ・・・そんなもんなんだろうか。。
見栄っ張りで外見ばかりを気にして幼稚なヒロイン。人として何か欠落しているような気がしてならない。そんなヒロインに惹かれる阿華もイマイチよくわからんのだけど。まあ、子どもの頃から見てきた華やかな彼女に憧れていた気持ちの延長かなという解釈は出来る。

ラストシーン、パリで修行して成功した阿華と同じく、彼女もヘアサロンのオーナーになってるんですけれども、長年こだわり続けた髪型を変えて颯爽と街中を歩いていて、晴れ晴れした表情の裏には何を思ってるのか。
ビジネスに成功して精神的にも経済的にも自立した人生を歩むヒロイン。これが彼女の求めた華やかな世界にいる自分なのだったら、ホント自己満足のきわみだなあ。
捨てられた家族の思いはそっちのけ?それで幸せでいられるん?
あかん。エニーにまったく共感できない。ヒロインの人間的魅力がほとんど伝わらずモヤモヤだらけ。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://usastreet.blog42.fc2.com/tb.php/621-998cd4fd

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。