オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |

 粉雪の舞う季節をまだ知らない
 一緒に震えたら 優しさって何かわかるのかも

 あなたと手を取って 荒れた砂丘を歩いたことはないけれど
 これから ずっと変わらないものが大切だと知るのかも

 時には そう、時には
 すべてに終りがあるとわかっているのよ
 近づいたり離れたり 永遠に変わらないものなんてない
 だけど時々やっぱり恋しくて この手を放さないでいたいと思う

 いろいろな世界を見てきたら
 もしかしたら わたしと穏やかに過ごしてくれる時が来るかもしれない

 恋をして 傷ついて それから一緒になったら
 もっと相手を思う切なさがわかるでしょう

 目覚めの優しい口づけをまだ知らない
 あなたはわたしの傍にいると 独りの自由を求めてしまうのかも

 時には すべてに終わりがあるって わたしにもわかってる
 寄り添うことも 遠ざかることも 
 どんな時にも 変わらないでいるものなんて何もないのにね
  
 だけどやっぱり 恋しさでこの手を放したくないと思ってしまう
 時が過ぎて
 わたしと静かに日々を送ってくれる時がくるのでしょうか・・・
 (USA)

王菲の“紅豆”。一時期、こればっかり聴いていました。
ジャケ買いした人も多いアルバム『唱遊』に収録されています。
シンプルで奇をてらっていないので、王菲入門にオススメの1枚でもあるのですが、個人的な好みで言うとやはり『寓言』の方が好きだったり(笑)

“紅豆”の邦題は“アカシアの実”。
関係がまったくわかりませんが、なぜこんなタイトルになっちゃったんだろう・・・

この曲のタイトルは、王維という人の漢詩から引用されています。
恋の豆と詠われている紅豆(アズキ)の意味は「相思相愛」。

相思 王維

紅豆生南国
春来発幾枝
願君多采摘
此物最相思

紅豆(こうず) 南国に生じ
春来(しゅんらい) 幾枝か発す
願わくは君 多く采り摘めよ
此の物 最も相思わしむ

南の国生まれの紅豆
春になると幾つかの実を実らせる
君よ たくさん摘みたまえ
これは恋の豆 人を思う気持ちを誘うものだから

どうかたくさん摘んでください。っていうのは、わたしを好きになってください、っていう意味。
相手を思い、相手から思われることだけが相思相愛ではないんだなぁ・・・思うからこそ切ない、その気持ちもまた愛なんですね。
先人の深い洞察力と表現力に一本取られました。
慕わしい人に思われたい、という気持ちの込められた漢詩の世界そのままに王菲の“紅豆”もまた、いつかその時がくるかもしれない・・という希望とも諦めともつかない思いを歌っています。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://usastreet.blog42.fc2.com/tb.php/572-0989bf7f

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。