オモウソラ

日々の想うことをつらつらと。 本家“想空”のミラーブログです。

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漢詩は好きだけどなんとなく字面で楽しんでいる、くらいだった私ですが、中国語の勉強を始めてからは「ヘタクソでも自分の言葉にしてみよう」という気持ちが出てきました。
和歌同様、短い文の中に見え隠れする情景や感情を感じ取ることは本当に楽しくて、同時に先人たちの優れた言葉の感性に舌を巻きます。
中国語を教えてくれている老師が紹介してくれた漢詩。
以前の授業で、和歌や漢詩が好きだという話をしたことがあります。
老師も読書が好きで「紅楼夢」を読んでいるが、難しくてなかなか進まないと言っていました。レスリーも「紅楼夢」が好きだって言ってたなぁ。。。私も読んでみたいけど、出来れば原語で読めるようになりたいです。(そんなこと言って、この調子だといつになるんだろ…)


『生査子 元夕』 欧陽修
去年元夜時,花市灯如昼。
月到柳梢頭,人約黄昏後。
今年元夜時,月与灯依旧。
不見去年人,涙湿春衫袖。

去る年の元宵の時、花市の灯は昼の如きなり。
月は柳の枝の頭にかかり、人は黄昏の後に約束す。
今年の元宵の時、月と灯は旧じ依れど
去年の人見えず、春袖を涙に濡らす。

去年の元宵の時。
花市の灯篭はまるで昼間のようだった。
月は柳の枝の先にかかり、黄昏の後に会いましょうと約束した。
今年の元宵の時。
月影も燈も去年と同じなのに、あの人は現れなかった。
悲しみの涙で春着の袖は濡れている。


すごく綺麗な表現ですよね。
灯篭が明々としている花市、そして月が出て、木々や行き交う人々はシルエットになって、、、、
今年も昨年と変わらないように見える風景。だけど「またお会いましょう」と約束したあの人は現れず。
新年というだけじゃなくて、きっと再会を約束した人のために、この人は晴れ着を新調したんだろうなぁ。
また会えると心待ちにしていたこの人の気持ちは、新年の華やかさも相まってますます寂しさを感じてしまっただろう。
毎年新しい年は来るし、その度に人々は新年を祝うけれども、いつもが同じではないんだ。。。って春が訪れた喜びと同時にふと物悲しい気持ちになる美しい詩だなと思います。

浪漫的でいいですね。
最終行は共感できます。
年々歳々 を想い出します。

「蝶戀花」もグーかと。。
春の嵐と過ぎ行く色香...


2007.03.16 00:55 URL | boy #pK.oNfME [ 編集 ]

お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
「蝶戀花」とは、タイトルだけで興味津々です。
ぜひ読んでみたいと思います。
ありがとうございます。

2007.03.18 15:25 URL | USA #- [ 編集 ]












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